プログラムのメソッドと特徴
事業の加速に必要な思考法や切磋琢磨できる仲間を得て飛び立とう。
Impact HUB Tokyoが実施する起業家育成プログラム「Team360」のメソッドを用いる本プログラムでは、異なる事業アイディアを持つ人たちが、360度お互いのビジネスにフィードバックをしながら効率的に事業創造を加速させていきます。事業の提供価値や顧客開発、仮説検証まで網羅し、プログラム終了時には事業のビジネスモデルがブラッシュアップされた状態になるよう設計されています。
Team Learning
チームラーニングで起業家の360度の学びに繋がる。
本プログラムの基礎となる「Team360」は「継続して学び、磨き続ける、起業家たちのプロセス」を、一つの体験にしたものです。チームとなった他の起業家たちと、さまざまな視点から360度、多様な議論をしながらお互いに切磋琢磨していきます。著名人や専門家の講義のみに頼るのではなく、起業家が志を同じくする仲間との「自習」「対話」を繰り返しながら学ぶことを重視しています。
Diverse Mentors
多様な専門家から事例別に細かな助言がもらえる。
期間中、起業家は水産業の専門家だけでなく、他分野の専門家とも出会う機会があります。事業の持続的な成長に必要なブランド戦略や、ステイクホルダーと関係する際の法務面等についても、参加する専門家陣からきめ細かなアドバイスをもらうことができます。環境や水産資源などを持続可能に獲りつつ、経営面でも持続可能性とのバランスを取りながら事業案をブラッシュアップしていくことができます。
Fellowships
同じ分野で切磋琢磨する仲間と出会える。
起業家の課題の一つには、同じ分野で活動している仲間やロールモデルの不在があります。このプログラムは全国で孤軍奮闘してきた起業家たちを繋げ、仲間を増やすことも目的としています。集まってくる起業家たちは、期間中の宿泊先にはシェアリングエコノミーサービスを使い、同じ宿泊地に滞在することができるため、プログラムを通してその後も繋がる関係性が構築できます。
知識や経験でプログラムを支えるメンターチーム
岩崎 通也
Michiya Iwasaki
楠・岩崎法律事務所
弁護士
1999年弁護士登録。金融庁、渉外法律事務所パートナーを経て、2012年12月より現職。M&A等を中心とするビジネス法務に携わる傍ら、スタートアップ、ソーシャルベンチャーに対するプロボノとしてのリーガルサービスの提供を行っている。
岡本 佳美
Yoshimi Okamoto
株式会社アム
代表取締役
ブランド経営コンサルタント。広告会社勤務を経て、2000年独立。2005年病児保育の「NPO法人 フローレンス」の副代表として事業の立ち上げに参画。2008年同団体の理事就任以来、コンサルタント業を主軸に戻し、民間企業や学校法人、事業型NPOなどのブランド経営をサポートする。
株式会社アム 代表取締役
NPO法人フローレンス 理事
NPO法人クロスフィールズ 理事
山内 愛子
Aiko Yamauchi
WWF ジャパン
海洋水産グループ長
東京水産大学資源管理学科卒業。東京海洋大学大学院海洋科学研究科博士後期課程修了にて博士号取得。
日本の沿岸漁業における資源管理型漁業や共同経営事例などを研究した後、2008年WWFジャパン自然保護室に水産オフィサーとして入局。持続可能な漁業・水産物の推進をテーマに国内外の行政機関や研究者、企業関係者といったステークホルダーと協働のもと活動を展開。
WWFジャパンによるチリ、インドネシア、中国での現地オフィスとの海洋保全連携プロジェクトも担当。2016年7月より現職。
花岡和佳男
Wakao Hanaoka
株式会社シーフードレガシー 代表取締役
養殖事業会社、国際環境NGO勤務を経て、2015年に独立。海と人とのつながりを象徴する水産物(シーフード)を豊かな状態で未来世代に継いでいきたい(レガシー)という想いのもと、社会・経済・環境におけるサステナビリティの実現のため、国内外の企業やNGOの活動をサポートし、両者の戦略的パートナーシップをデザインし、多くの海外事例に学びつつ日本のビジネスに適した解決策を形にする。
GSSI (Global Sustainable Seafood Initiative) Steering Board
GSRA (Global Seafood Rating Alliance) Member
CASS (Conservation Alliance for Seafood Solution) Collaborator
内閣府規制改革推進会議水産WG 専門委員
香坂 玲
Ryo KOHSAKA, Dr.
東北大学大学院 環境科学研究科 教授
静岡県生まれ。東京大学農学部卒業。ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で修士、ドイツ・フライブルグ大学の環境森林学部で博士号取得。
2006年からカナダ・モントリオールの国連環境計画生物多様性条約事務局での勤務を経て、2008年4月から2012年3月まで名古屋市立大学大学院経済学研究科の准教授。2012-2016年、金沢大学大学院人間社会環境研究科 地域創造学専攻 准教授。2017年、東北大学大学院 環境科学研究科 教授に就任。
近著に、「地域再生 逆境から生まれる新たな試み」(岩波ブックレット)、「生物多様性と私たち COP10から未来へ」(岩波ジュニア新書)。
2008-2010年度までCOP10支援実行委員会アドバイザー。
高田 佳岳
Yoshitake Takada
株式会社ハレ代表、一般社団法人LIGHT UP NIPPON 代表理事
1977東京都生まれ。東京水産大学卒業後、ダイビングのインストラクターを経て、東京大学大学院大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター〈岩手県大槌町〉に所属。ロシア北極圏にて海洋哺乳類と海洋環境汚染について研究。修了後、博報堂に就職しキリンビールと三井不動産の担当を合計8年間務める。2011年、東日本大震災の直後、東京湾大華火祭の中止が発表されたことを受け、鎮魂と復興の花火大会「LIGHT UP NIPPON」をスタート。2015年、広告プロデュース、プランニングを主とした株式会社ハレを創業。広告関連の業務を行う。2016年より農林漁業成長産業化支援機構の六次産業化プランナーとして地域の生産者をサポート。現在は、内閣府特定有人国境離島プロジェクト推進アドバイザーとして、月の半分以上を全国各地の国境離島で過ごし、国境離島地域の活性化を行なっている。 著書に『LIGHT UP NIPPON ~被災地の空に花を咲かせた日』、また、LIGHT UP NIPPONの第1回の活動の記録を追ったドキュメンタリー「LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~」がある。
椛島 裕美枝
Yumie Kawashima
イオン株式会社
グループ環境社会貢献部